防水。
大雑把に言えば、水が下に吸い込まない状態を指す。
陸屋根「桶の様になってる屋根」学校など鉄筋構造に多い。
こいつはシート防水から、アスファルト防水、塗布防水など様々。
全てに言えることは、メンテナンスフリーなど存在しない事。
防水層の下に水を入れてしまった場合、改修がとても大変になる。
シート、アスファルトは全撤去もあり得る。
この場合は、撤去費用と莫大な産廃料が掛かる。
塗布防水の場合は、あまり放置しなければ、部分補修で済む場合が多く、脱気塔の追加で済む場合も。
全てにおいて、放置が最悪の結果に直結する。
防水層は水を通さない様に作られる。
つまり、水を入れば自然に抜ける事は無い。
カビ、腐食、風化など。シートの下の水分が膨張し周りを浮かせてしまい、新たな浸水箇所になる。
陸屋根はお金が掛かります。
特殊な例として、小面積ならFRPも。
強度はお風呂の桶。
強靭な防水層だか、耐候性に乏しく、トップコートが剥がれれば急速にFRP樹脂そのものが劣化していく。
苔も生えやすく、定期的なメンテナンスが必須。
現在は戸建のベランダに多く使われている。
が、引き裂き強度がそこまで高くはないので、下地の動きに追従できず、破断する事もシバシバ。
貯水タンクも同じ。放置してあるのを良く見るが、耐候性が無くなっているので、早くトップコートをかけないと傷みが加速しガラス繊維がバサバサになって崩れます。
新規工事のマンションや施設の屋根、階段など、新築の段階で防水層が作られていない場合も多々ある。
コンクリート剥き出しはアウトの可能性が高いので、早急な対応をお願いしたい所。
防水層全てに言える事は、工事単価が高い。
それは、今までのことを踏まえ、色々なリスクを考えて下地調整を行う必要性がある事。
次に、防水層を作るための資材が高い事。
そして、層を何度も作るため、非常に手間が掛かる事。
他にも要因はあるが、要は大変なんです。
必ずくるメンテナンスに向け、おおよその見積りを出し、資金計画を立てることを先ずオススメします❗️
簡単な洗浄、シーラートップコート
で済むのと…
洗浄、撤去及びケレン、研磨。付随する産廃、人工。
下地を痛めていれば、絶縁無いし、下地の構築。
ここからシーラートップコート。
前の2行は本当に手間が掛かります。
お金もね。
ご利用は計画的に。